2012-08-07

しまなみ海道を行く ~自転車輪行旅 中篇

10 件のコメント :
こんにちは。

夏休み特別編、しまなみ海道の輪行旅。

前置き無しで後半戦へ行きますね。

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今回のコースをまだ紹介していなかったですね。
こちらです。
 
ポイントは何といっても、

亀老山から夕日を堪能すること

その為だけに、ここまで来ました(`ー´ )=3。
 
日没は19:00の予報。
  
現在15:30で白滝山の山頂。
  
寄り道含めて、残り60kmを3時間半。
  
ave18km/hで進む必要があります。
遊んでるヒマはないですね(^^;)。
 
 
さて、気持ち良くダウンヒルして後半戦がスタート。
生口島へ渡る生口橋へ向かいます。
ここも大きな橋。
今回は橋の上。
写真の通り、クルマと区画を分けられた安全な道。
 
景色を邪魔する金網が無いのがいいですね。
遠くまで見渡せて、スカっと気持ちがいい。
・・・もうちょっと晴れて欲しいけど。
 
ただ、この曇り空でも相当暑い。
 
喉カラカラ( ´ω`;)。
何か冷たいものが欲しい。
 
そういえば生口島には有名なジェラート屋さんがあったはず。
 
おっ、ここ(ドルチェさん)だ!お邪魔しま~す。
 
ん?
 
お店の中は若くてオサレな女性ばかり(°ー°;)
 
汗だくのおっさんは、場違い感が半端ないですが、
喉がカラカラなので、意を決して入店(‐´ー)。
 
全然優しく受け入れて頂きましたよ(^^;)。
 
瀬戸田の夏みかん
瀬戸田のはるか(柑橘系フルーツ)のダブルをオーダー。
これ最高!
 
超高級ガリガリ君 ← その例え、やめろ
 
口の中一杯に広がる爽やかな柑橘系の香り。
 
特に「はるか」が好き。
さっぽりした後味と、わずかに残る香りで爽快感抜群!
 
涼しく綺麗な店内で食べる最高級ジェラート。
 
かなりリフレッシュできました。
 
 
元気が出たので、
次のグルメスポットに向かいましょう。←まだ食べるの?
 
ドルチェから走ること3km。
岡哲商店さん。
 
お店には、
「~さん(有名人)が来てくれました」と書かれた紙がびっしり。
有名店なんですね。
 
コロッケをオーダーすると、その場で揚げてくれます。
 
揚げてもらっている間、
おばちゃんとオリンピック話で盛り上がりました(笑)。
 
コロッケが揚がりましたよ。
衣はカリっ!中のじゃがいもと肉がほどよく甘いっ。
オーソドックスなコロッケですが、体に沁みる優しい味。
 
ごちそうさまでした ~ ♪。
 
 
そんな感じで寄り道ばっかりでしたが、コースに復帰。
のんびりしてたので、夕焼けになってきました。
 
  
・・・、ん、夕焼け?
 
今何時よ

えっ!もう17時 Σ(°ロ°;)
  
ここから亀老山まで30km。
さらに最後の4kmはヒルクラがある。
 
19時に日の入りなので、余裕をもって1時間半。
  
おいおい、飛ばさないと間に合わねーぞ (lll゚Д゚)

おばちゃんと喋りすぎた。急げー!
慌てて走り出します。
  
  
次のポイントの多々羅大橋が見えてきました。
 
しかし橋を渡る度、坂に登らされるので、
地味に脚を使いますね・・・辛い。
到着。
多々羅大橋と言えば、
ramu3003さんのブラザーさんが夢中になったという
これ。
ずっと気になっていました。何が起こるのよ・・。
 
手を叩いてみましょう。ぱんっ!
ほほーー!
 
なるほど。
こうなるのか。確かに不思議。
 
すっきりした(^^)。
  
 
さて当初の予定ではそろそろ夕食。
三村峠の先、大山祇神社にある魚屋さん「大漁」に
行く計画でしたが、時間がないのでパス。残念。
  
次は、もっと余裕を持って島を巡りたいですね。
大三島橋が見えてきました。
  
最初は大きな橋に感動しましたが、終盤は飽きますね(笑)。
この橋も自転車専用道路があって走りやすい。
 
 
塩が有名な伯方島に到着。
 
ここには道の駅「伯方S・Cパーク」があったはず。
そこで休憩しましょう。
おっ!伯方の塩ソフト。うまそージャン(°∀°*)。
 
すみませーん・・・ん?
また休業・・・Orz ...
 
今日はグルメにツキがないなぁ。
この道の駅から、綺麗なビーチと大島大橋が見えます。
 
大島大橋の先に、夕日スポットの亀老山があります。
もうすぐだ。よし行くか!
時間は18:00。
 
この伯方島で「伯方の塩ラーメン」を食べる計画でしたが、
もう、そんな悠長な事は言ってられません。
   
とにかく亀老山へ。それが最優先。
次第に赤みを増す空に
「待ってくれー!」と叫びながらペダルを漕ぎます。
 
残り15km。
大島に入った途端・・・登り(-ー)イラっ。
 
亀老山まで脚を残しておきたかったけど、仕方がない。
使います。くそー。
 
ほどなく亀老山登山口に到着。
ここから4kmのヒルクライム。
 
気持ちはかなり焦っていますが、
ここまで脚をかなり使ってしまったので、
全然ペダルが漕げません。
 
ヤバい、ペース配分間違えた(°ロ°;)。
   
仕方なく、ちょっと登っては休み・・・を繰り返し。
 
 
そんな中、隣の山を見ると
すっかり夕暮れの顔に。
 
あかん!あかんて、マジで( ゚ω゚=;)
 
太陽よ、止まってくれー!
 
願いも虚しく、
日はどんどん沈み、逆に坂の斜度はどんどん上がります。
 
なんでよ(T^T)。
  
 
ちらっと横を見ると、、
おっ、行けるか? 
急げー (゚皿゚ ) くぬぅ~!!
 
気持ちは急げど、体が言うことをききません。
まさに老いた亀(T T)。
 
そして熱中症で頭が痛い。
 
最後の500mは白滝山と同じ13%、もう壁。
  
休ませて・・・でも休んだら、間に合わない。
 
そんな葛藤を繰り返し。
  
今まで経験した坂で、もっとも過酷で地獄でした。
マジ死ぬ。
  
フラフラの状態ですが、なんとか到着。
よっしゃー!!( `皿´)
おっ、ここにも塩アイス?
   
そんなことより夕日じゃー、急げー!
迷路のような展望台に、
クリートカバーで歩く音が響きわたります。
 
もう空が、かなり赤いぞ、間に合うのか?
展望台に到着したー!!
  
あ・・・ Σ(゚д゚;)。 
   
 
(v_v。)人(。v_v)ぽっ♪  
  
二人の世界に入っているカップル ∑(゚∇゚|||)
 
 
盛り上がってるところ恐縮ですが、
ちょーっと、お邪魔しますねー・・・こそこそ。
 
で、どうよ?
夕日キタ ━ (°∀°) ━━━━━ !!
  
間に合いました。
 
海峡の水面に夕日が映し出されて、最高に幻想的。
生で見るとものスゴイ迫力。
 
ずっと鳥肌が立っていました。
・・・美しすぎる (゚o゚ )。
 
ラストのヒルクライムで死にかけましたが、本当に感動。
  
 (≧0≦)//~ 亀老山サイコー!
 
 
 あ?(lll゚Д゚)     (-ω- )人(=゚ω゚)
  
 
ええ、帰りますよ、帰ります。
 
お邪魔しましたね  へ へ(゚ー゚ ;)。
 
 
このまま夕日を堪能し、夜のライトアップまで
そう思っていましたが、仕方なし。
 
せっかくの美しい景色に、汗だくのおじさんは無粋ですね。
夕日に染まった海に向かって坂を下るのも最高。
   
下りきったところで、頑張った自分にご褒美。
コーラうめー!
 
喉が渇いていると、何故か普通に一気飲みできますね。
不思議。
  
早めに下山したので真っ暗な山道が回避できました。
正解だったかもしれません。
しまなみ海道最後の橋、来島海峡大橋。
 
沈みゆく夕日の赤がどんどん濃くなって、
逆に日の光を失った島が漆黒の闇へ。
 
その赤と黒を白銀の海が仲介する。
 
この時間帯だけに見ることが許された絶妙なコントラスト。
  
改めてしまなみ海道の美しさを体感しました。
  
いつまでもこの美しい景色の中を走っていたい。
そんな思いを叶えてくれるかのような長い橋。
 
渡りきって振り返ると、
橋は夜の顔になっていました。
 
あっという間のしまなみ海道でしたが、本当に最高。
特に夕方以降は、神々しい美しさでした。
 
 
ふらふら走って今治市に到着すると、何やら人だかり。
今日はお祭りのようですね。
ライトアップされた今治城。
名古屋城や犬山城も綺麗ですが、今治城も格好いい。

現在20:20。
まずは風呂に入ってレーパンを脱ぎたいです。
 
今治の夜は街頭が少なく、
街から外れると真っ暗でしたが、何とか銭湯に到着。
源泉かけ流しで、非常に綺麗なお風呂。
汗を流して、疲れを癒せました。さっぱり!
 
次は食事。
こちらも下調べしてきたお店があります。
 
寿司喰いましょう。寿司。
 
ん?
またか Orz...
この十円寿司さん、楽しみにしてたのに。。
 
つくづく、今日はついてない。
 
仕方が無いので、近くにあったコインランドリーへ。
初めて使いましたが、洗剤が自動で入るんですね。
スゲー(°ロ°) ← スゲー世間知らず(°ロ°)
 
ブルベでコインランドリー使う理由がよく分かりますよ。
24時間営業って、こりゃ快適だわ。
   
さて、洗濯の時間をどう潰すか考えていたら
目の前が中華屋さん。
 
もう今治名物も諦めて、サクッと食べよう。腹減った。
しかし意外。
ここにバリバリ今治な食べ物がありました(笑)。
確かこの「焼豚玉子飯」は今治押しのB級グルメだったハズ。
味は?
うーん・・・微妙。
 
焼き豚、玉子、ご飯はそれぞれ美味しいけど、
この3者が合体した強みがイマイチ出てない感じ。
 
風呂・洗濯・ご飯が終わったのであとは寝るだけ。
寝床はマンガ喫茶。
 
出張で良くやるパターンです。
寝るだけだし、飲み放題、インターネットも使い放題。
 
23:00
愛ちゃんを応援しようと思いましたが・・・睡魔に敗退。
むにゃむにゃ zzz。 
  
 
明日は折り返し。

とびしま海道を走りますよ。
ではヽ(´▽`)/

10 件のコメント :

araita さんのコメント...

おっ~!しまなみ海道行きましたか・・・此処は私も是非行きたいと常に思っている場所です。

今回グルメ的にはツキがなかったようですが夕日は最高でしたね。
水面に写り込むこの様子は真近で見られたら、呆然と立ちすくんでいるだけになってしまいます。

カップルが居たとは言え・・・私だったら完全にお邪魔虫になっていたところだと思います。

漫画喫茶で就寝する場合は、自転車はどうしているのでしょう?気になります(笑)

ayu さんのコメント...

やばい。読んでたら来週のお盆休みに行きたくなってきましたよ。

まったん さんのコメント...

こんばんは

うわ~、ジェラート
メチャメチャ美味しそうではないですか~
画像を通して柑橘系の香りが
漂ってきそうです
今夜、夢に出てきそうな予感が

コロッケも美味しそう
オーソドックスが良いのです。

グルメ関係、ちょっとついてなかったのが
残念でなりませんね。

リベンジしましょう

とりっく さんのコメント...

うん、すばらしい計画性、関心。

グルメ(お店)は 仕方がない、いっぺんには制覇できないもんです。

夕陽が見れて 何よりと思います。

massan2011 さんのコメント...

araita様、こんにちは。

行ってきましたよ~。非常に良い所でした。
グルメも夕日も、っと欲張ってもしょうがないですが、美しい夕日が見れたことはツイてましたね^^。本当に自然の美しさっていうのには圧倒されました。まぁそんな感動的な夕日ではありましたが、本当に感動的だったのは一瞬で、すぐ雲に隠れてしまったんですね^^;。なのであとはお二人に譲りました(笑)。

漫画喫茶での駐輪は私もどうしようか不安でしたが、従業員がいる受付カウンターからドア越しで丸見えなところに、ぐるぐる地球ロックして停めました。ま、瀬戸内地方の人はみなさん良い人ばかりだったので、自転車を盗まれるという不安はあまりなかったですけどね^^。
ではヽ(´▽`)/

massan2011 さんのコメント...

ayu様、こんにちは。

しまなみ海道いいですよ。名古屋からだとちょっと遠いですけどね^^;。

ただ新幹線を使えば尾道まで2時間半。しまなみは真っ直ぐ走れば高低差の少ない70km弱の道なので、1日あれば十分走れます。帰りはいろんな帰り道がありますが、電車やフェリーとか使えば楽に帰れます。日帰りだとちょっと辛いですが、新幹線+泊り+フェリーだとかなり余裕があると思います^^。お盆休みは混むかもしれないのでご注意を。

ではヽ(´▽`)/

massan2011 さんのコメント...

まったん様、こんにちは。

ジェラートは最っ高に美味かったですよ。瀬戸内は柑橘系のフルーツの王国なので、味が物凄く洗練されていてかつ上品。みかんってこんな美味しいんだぁって感動しましたよ。
関東方面(銀座や赤坂)にも支店があるようなので、近くに行かれた時はのぞいてみては如何でしょうか^^。
お店のHPはhttp://www.setoda-dolce.com/top.html
 
コロッケも優しい味で美味しかったですよ。
地元の女子高生とかが普通に買ってました(笑)。後半戦でグルメリベンジ図りたいと思います^^。
ではヽ(´▽`)/

massan2011 さんのコメント...

とりっく様、こんにちは。

構想半年ですからね(笑)。
失敗したのは、私が段取りが悪くノロマだということを考慮しなかったこと^^;、貧脚は想定通りでしたが、暑さで想像以上に速度が落ちたこと。この2点ですね。
 
余裕を持って工程引くと沢山見られないし、あちこち回ると時間が無くなる。
なかなか難しいです。

でもとりっくさんの仰る通り最優先事項の夕日が見れたので大満足でしたよ^^。
ではヽ(´▽`)/

ケイトライアン さんのコメント...

まっさん様、はじめまして。
私も8月頭にしまなみ海道思いつきポタリング行ってきました。
山岳ばっかりだったんで、特に海と空のコントラストが良かったです。
大三島のリモーネっていうところの最中アイスおススメです。お土産にはリモンチェッロも^^

massan2011 さんのコメント...

ケイトライアン様、こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございますm(_ _)m。

さて、ケイトライアンさんもしまなみ行かれましたか。
リモーネ、さっそくWebで確認しました。
いやー良いお店っぽいですね^^。確かにこういうお店を回るというのが、自転車旅ならではの楽しみ。
 
事前にこのお店を知っていて、かつうまくルートに組込めたら行っていたように思います。
しかし、瀬戸内の島々。本当に魅力的ですね。

ではヽ(´▽`)/