2025-07-07

【個人用】ケーブル配線マニュアル

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毎回考えながら配線するの時間が勿体ないので
ここに手順を記載しておきます
※完全に私個人用の記事です

⓪ 購入するもの
 1)インナーケーブル 在庫確認の上購入
 2)アウターケーブル 1.5m×2セット

 a) シフト 66.5cm×2本  色は不問
   133cm 

 b)ブレーキ  Rブレーキ用 68cm×1本
   148cm         13cm×1本
        Fブレーキ用   44㎝×1本
        Rシフト用  23cm×1本
        色は好きな差し色で

 3)バーテープ 
    色はブレーキアウターに合わせて

① 左ハンドル配線
ハンドルの内部処理が粗悪で、片側のみ通せる
また抜け穴が小さく、ケーブルの確認がし難い

そのためライト推奨

ピンセットで先端を持ち上げ抜く
まずはSTIから中央部分のみ通す

先にアウターを通してしまうと
その後のケーブルが通り難いので

先にインナーケーブルを2本通しておく

インナーに沿わせて通すアウターケーブルは
シフト・ブレーキの順に入れる

シフトが奥側になるように

コラムからハンドル中央の配線は
ケーブルのクセ的に穴をふさぐので

ブレーキが先の方が作業が楽


② 右ハンドル配線
同様にブレーキインナー2本通しておく
出口でアウターが持ち上がりにくい
中央~コラムに通すのはシフトだけ

③ ケーブルキャップ
つけるのを忘れずに

キャップは外れると面倒
青のアルミは、ペンチで固定させておく
リアブレーキは強度的にアルミ推奨

以上で
ハンドルのケーブル配線終了

④ 本体の固定

できれば本体が暴れないよう
しっかりと固定することが望ましい

ハンドルはフォークコラムの近辺に紐で吊るす

⑤ ヘッドパーツを通す

何よりもまず、この部品をケーブルに通しておく
これを忘れると全ての作業が振り出しに戻る
前後の間違いが無いように!

併せて裏の金具もはめておく


⑥ 左ブレーキケーブル(リア)を通す


⑦ シフトケーブルを通す
この時、ダウンチューブ中央にある
アウター受けの穴に通す

欲張って他の穴まで通さない
作業上で、ここで留めておく方が都合が良い

⑧ コラムパーツ
ケーブルを中に通しながらはめていく
この時、各パーツがズレてはまっていないか注意

後からズレているのが分かると
全てのケーブルを抜かねばならず大変!

⑨ ハンドルの装着
ダウンチューブ中央の穴から
シフトケーブルをひっぱりながら
ハンドルをコラムに装着
Rブレーキケーブルも弛みが無いよう引っ張る

くどいようだが
ヘッドパーツのずれが無いか最終確認
今なら修正可能

装着後、ヘッドパーツ部分に
隙間が出来ないように確認

隙間ができると、ハンドルがガタつく

ハンドル装着後、シフトケーブル2本が
アウターケーブルと共に
中央の穴から顔を出していればOK
ここに丁度良い長さで、顔を出すのが66.5cm
長過ぎるとハンドル内でケーブルが余り
操舵性に問題が出る
短すぎるとアウター受けが機能せず
ハンドル操舵でシフトが動いてしまう

⑩ アウター受けの装着

左右間違えないように

アウター受けを通したら
ダウンチューブ下の穴から
インナーケーブルを抜く

最後はインナーケーブルが
もつれないように注意して

この形から
インナーケーブルを中央のくぼみに入れて
ダウンチューブ下から引っ張り
アウターケーブル受けを収めて完了

この状態で、ハンドルを左右に動かし
手で持っているシフトケーブル(インナー)が
引っ張られなければOK

NGの場合
アウター受けに入っていないので⑩をやり直し

ここまでできればほぼ完了

あとは
フロントブレーキ・シフト(フロント・リア)の
各インナーケーブルを配線し
調整・断線・ハンダ付けで完了

お疲れ様でした

フルメンテを実施しました

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こんにちは

いやーーー暑い!(°∀°;)

もう梅雨も明けちゃって
これからしばらく自転車に乗れませんね

季節がめぐり、ブルベもひと段落したので
自転車をメンテしました

これまで、走行中に気になっていた箇所が
いくつかあったのですが

シーズン中に自転車を触ると

別のトラブルを誘発したり
またテストしないと不安だったりと

いろいろややこしいので
目をつぶって乗ってました

気になっていたこと① 各種汚れ

まずは雨でDNFした後放置していた
泥よごれ、ブレーキシュー汚れなど
綺麗に洗うところから始めます

気になっていたこと② チェーンの伸び

0.75で交換の必要があるか疑問ですが
推奨値なので交換します

計測器って、ちゃんと0.75測るんですね
↑それが計測器だろ

ブルベは600まで完走すると1,500km走るので
交換目安(5,000km)の1/3を消耗しちゃいます
↑ 600kmはDNFしたけどな

・・・てかチェーン、高くなってません?
物価上昇故なのか
10Sの希少性なのか
そもそもロードバイク全般が値上り感あるな

交換時、私は全洗浄派です

チェーンの保全とかサビ防止とか
所説あるけど

初期オイルは粘度が高くて
すぐ真っ黒になるのが嫌

どうせ5,000kmしか走れないんでしょ
だったら初っ端から
お好みのルブで良いじゃない

そして本丸
気になっていたこと③ ケーブル

全て張り替えます

ケーブルは配線に癖があって複雑なので
できれば触りたくないのだけれど

アウターは色あせたし
インナーも2年変えていない

春は桜とピンクがいい感じだったけど
初夏は何色だろーなー?

黄緑にしてみた
青と黄緑って・・合うのかな?

気になっていたこと④ ブレーキシュー
雨の中を走ると摩耗が早いよね

こうやって並べてみると

減ってますね

ブレーキシューは消耗品なので
こんな純正の高級品ではなく
ジェネリック部品で良い気もする ← 安全優先な

気になっていたこと⑤ ハンドル周り

恐らくヘッドパーツの締めが甘かったせいで
ギシギシと異音が出て、一番気になっていた
ベアリングには問題は無さそうだけど
しっかりグリースを詰めておきましょう
話が反れますが、最新のグリスは色が綺麗ね
或いは14年使ってると変色するのかな

気になっていたこと⑥ ネジ
雨DNFの後、放置したのでサビが発生

パーツクリーナーでサビを拭き取り
グリースで防錆対策を施しておきます

中華カーボン、何が不満かと言えば
ネジの品質なんですよね・・
なめやすい・サビやすい・ゆるみやすい

なので、パーツを固定するネジは

ロックタイトでゆるみ防止が必須

最後はケーブルの断面に

ハンダを施して、ほつれ防止すれば完了

これを自転車屋さんに持って行ったら
メンテナンス費用が結構掛かりそうだし
そもそも嫌がられそうだし

自分でメンテすることで
自転車の事がよく分かるし、愛着が湧きます

面倒だったけど
普段無事に走ってくれてる感謝を込めて
たまにはメンテも良いよね

ただし夏の激暑気候はメンテ出来ないので
次に自転車乗るのはいつになることやら・・

ではヽ(´▽`)/