2013-08-13
ビーナスラインを走る ~後篇
こんにちは。
前回の続きです。
名古屋から長野は茅野駅まで輪行し、
灼熱の太陽の下、絶景のビーナスラインを走った前半戦。
灼熱の太陽の下、絶景のビーナスラインを走った前半戦。
後半戦は霧ヶ峰から、和田峠を越えて三峰方面に向かいます。
改めてルートはこちら。
前半100km。獲得標高2,400m。
標高2,000mの美ヶ原の王ヶ頭を目指します。
霧ヶ峰を越えると和田峠まで12kmの下り基調。
ペダル漕がずに絶景の道を走れるなんて幸せこの上ない。
しかし下りはあっという間に終了するもの。
また上りが始まります(´・ω・`)。
三峰まで6%の上りを4km。
高原なのと、雲が広がり日影ができたことから
気温が下がり、かなり走りやすくなりました。
気温が下がり、かなり走りやすくなりました。
しかし、同時に脚が辛くなってきましたw。
世の中うまくいきませんな~、と
hiroちゃんとしゃべっていたら、
何となくゴールらしき稜線が。
横を見ると、絶景も広がってきました。
これはそろそろ峠な感じでは?・・・と思ったら、
ゴール!
三峰大展望台に到着。
ここは駐車場の小屋から、小高い山に登れます。
ほほーー!絶景かな。
こちらは小屋方面。
そして遠くに、目指す美ヶ原がうっすらと見えます。
(写真右寄りの電波塔がたくさんあるところ)
小屋では、美味しい牛乳と
お店のおばちゃんに強引に勧められたモロキュウを頂くことに。
しかしこいつが意外にGood。
汗で飛んだ塩分をガッツリ補給出来ました。
そしてこの味噌が美味い。いくらでも食べられる。
お店のおばちゃんに味噌を絶賛していたら、
じゃ買ってけと勧誘されたので、そそくさと退散しましたw。
三峰から少し下って落合橋。
ここからが美ヶ原に向けて最後の上りが始まります。
えーと、確か10%を4kmだったような。。
うわっ、キツっ!
ここまでに登ったどの坂よりもキツイ。
完全にラスボスですよ。
すぐ横をクルマがひっきりなしに走るので、
蛇行して逃げることもできません。最悪。
蛇行して逃げることもできません。最悪。
ちなみにサイコンはどんな感じかな?
か、壁やん (゚ー゚|||)。
こんな絶壁ありえないでしょ。
写真右奥にみえる落合橋からここまで3kmで300m登りました。
メチャクチャ辛いな、この登り。
九十九折も連発。
はぁ、辛い。
ん?
こ、これは?
水場発見!
hiroちゃん、きゅ、休憩しましょ、休憩、休憩。
クルマに気を付けながら、
冷たい水で息を吹き返して残り1kmをスパート!
冷たい水で息を吹き返して残り1kmをスパート!
なぜ最後に激坂なんだ・・・と文句を言いながら走っていると、
あ、あれは
美ヶ原に到着しました。 よっしゃー!登ったぜ~!
美術館も考えていましたが、日没の時間を考えてパス。
日が傾き始めたので、全ての写真が逆光ですが、
美しの塔、
美しの牛たちw、
そして王ヶ頭の電波塔とホテルのシルエットは、
ここは異国か?と思わせるほど幻想的な風景でした。
ここは異国か?と思わせるほど幻想的な風景でした。
しかしこの砂利。
ロードバイクにはきつかった。
カンカンと石を弾いて進みます。
これは間違いなくパンク魔神からの挑戦状ですよ。
自転車から降りて歩くのが一番安全でしょうが、
日没時間が迫っているので、悠長なことを言ってられません。
自転車から降りて歩くのが一番安全でしょうが、
日没時間が迫っているので、悠長なことを言ってられません。
負けるか~とロードに跨って真っ向勝負。
ジャリジャリ、パンパンッ←石を弾く音
あ、hiroちゃん石、当たってない?ごめんね。
パンク魔神の手先、砂利道と必死で格闘している我々を尻目に、
牛君たちはのんびり牧草を食べております。
牛君たちはのんびり牧草を食べております。
王ヶ頭まで来ました。振り返るとこんな絶景 Σ(゚д゚;)。
幻想的すぎるぅ(≧ー≦)。
そしてついに王ヶ頭ホテルに到着。
本日の登りはこれにて終了。
記念にパチリ!お疲れ様でした!
しかし、日没までに下界に降りて初めて本日のミッションが終了。
ツールド美ヶ原のゴール地点を目指します。
ですが、ここからもしばらく砂利道。
滑るー。怖いー。(ToT)
みなさんは是非、自転車から降りて進んでください。
みなさんは是非、自転車から降りて進んでください。
あ、野うさぎだ?(・ ・ )
今までいろんな動物と会いましたが、一番可愛い奴でした。
ダートに恐々としながら下ること数km、久しぶりの舗装路に。
アスファルトって偉大。安心感が全然違う。
かなり嬉しかったです。
振返ってパチリ。
電波塔から、ここまで全ダート(砂利)。
電波塔から、ここまで全ダート(砂利)。
後は山の上の道を気持ち良く下ります。
最高の道だね。
最高の道だね。
乗鞍を思わせるような山沿いの道。
ここからはずっと8%の下り。
さすがに下りばっかりだと
ブレーキを握る手の握力が無くなってきますよ(^^;)。
しかし、
日没が迫ってきています。
速く下らないと真っ暗な山道に。
速く下らないと真っ暗な山道に。
こうなりゃ我々と太陽、どちら速いか。
ガチ勝負ですね。
ガチ勝負ですね。
美鈴湖まで降りてきました。下界はもうすぐ。勝利目前!
と、ここで後ろから声が、
振り返ると、そこにはこの下りレース、もう一人の参加者が。
hiroちゃんのお腹ですw。
かなりやばいらしい。
それらしき場所があれば停まってくれとのこと。
マジですか。それはお気の毒様( ´艸`)。
ん?
ありましたよ!hiroちゃん急げーー!
どうやら1着でゴールしたのはhiroちゃんでしたw。
さすがブログ王。
身を挺して、毎回いろいろネタを仕込んでくるなぁ~。
私は、しばし休憩。
タイヤが美ヶ原での魔神との凄まじい戦いを物語ってる。
お疲れ様、ニュータイヤ。
ホントニュータイヤにして良かったよ。
そうこうしている間に、ヤバい雰囲気になってきましたよ。
残り数km、頑張って下りましょう。
何とか日没寸前で降りてこられました。
危なかった。
浅間温泉、枇杷の湯さん。
今日の汗を流します。
100km2,400up後の風呂、そして風呂上りのコーラは最高やね。
さっぱりして、着替えも済んだので夕食に松本市街へ。
近くで花火大会やってました。夏ですな。
夜の松本城。
闇夜の烏、じゃないけど、夜の烏城は分かりづらいな。
コインランドリーを探して、ジャージを洗濯。
洗濯している間に飯食いましょう。
近くの居酒屋へ。
松本名物山賊焼。
ガーリックの醤油だれに付け込んであげたジャンボ唐揚げです。
めちゃうまいな、コレ。
ちなみに山賊=取り上げる=鳥揚げる らしいですw
松本の地元サッカーチーム 山雅FCにちなんだ
グリーンビール。
う、うまいかな?まろやかなビールでした。
お腹が一杯になったところで、本日を締めましょう。
まずは、洗濯物を取りに行って。
Σ(゚д゚;)
え?どういうこと?
さっきまで、明るかったのに?
営業時間は21時まで。今22時。
うそっ!
え?ってことは、今日ジャージ受け取れないんですか?
ええーーー!!(°口°)//
明日の営業は、、6時から?
ということは明日の5時出発は、無理ってこと?
マジか~Orz...ここに来て事件勃発かぁ。
マジか~Orz...ここに来て事件勃発かぁ。
hiroちゃんと相談し、
しゃーないので、明日の朝、取りに来ることにしました。
落胆しながら宿泊先の漫画喫茶へ。
しゃーないので、明日の朝、取りに来ることにしました。
落胆しながら宿泊先の漫画喫茶へ。
受付すると、
身分証明書が必要、とのこと。
え?そんなの持ってませんけど (゚ー゚;。
なに?無いと泊まれない。マジすか?
hiroちゃんゴメン(TーT)。
ふがいないですが、今私は私自身を証明できません。
ふがいないですが、今私は私自身を証明できません。
仕方が無いのでバックアップ用のビジネスホテルへ。
・・・満室。
ど、どーしよう Σ(゚д゚;)。
マジで寝るところが無い。
マジで寝るところが無い。
バ、バス停?
そんな
ジャージが無い、寝る場所無い、今日の登りで脚も無い、
というナイナイづくしの初日の夜。
というナイナイづくしの初日の夜。
野麦峠編に続きます。
ではヽ(´▽`)/
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10 件のコメント :
まっさん面白すぎ、さすが巨匠二人…
バス停・無人駅もなかなか良いもんですよ。
最終以降に入り始発前には掃除をして退去という掟はありますが。
おじさん二人でラブホよりは…まさかそんな関係なら。
続きがとても楽しみです (^^)v
まっさんってもっと計画性の有る人だと思ってたけど、全然ダメじゃんw
いい大人の取る行動じゃないねww
まあ、この計画を立てる時点で普通じゃないのは気付いてたけど(´・Д・)」
でも、ちょー楽しそうなのは何故だろう?
続きが楽しみです!
なんか・・ネタ作ってます?(笑)
さすが、まっさんのブログですね!!
ワクワクしてきました(^^)
ビーナスラインの景色と道路のアップダウンは絶品ですね!飴と鞭ですか?(笑)
いい感じの展開ですね~。
最高です。
これぞブログ!
sennmu様、こんにちは。
いやー男2人旅って、もうなんかいろんなことが起きますよ(笑)。
この瞬間は本当にバス停での宿泊を考えました。
そして一応ラブホも下調べしていたので、そちらもちらっと脳裏によぎりましたが、hiroちゃんの活躍で無事難を逃れました。
でも結論はとても良い旅でしたよ^^。
またいつかバス停に泊まりたいと思いますw。
ではヽ(´▽`)/
なかさん様、こんにちは。
え?私が計画性?なかさん人をみる目がないですねぇ(笑)。
超無計画ですよw。
でも、もし相手が女性だったら話は別ですぜ。
分単位でしっかり計画を練ります。
そしてどの場面でどのセリフを言って、どうやってホテルに、、、って、なんか違うな^^;。
まぁ無計画でも何となるのが男2人の夏旅。
続き(→すぐ解決しますけど)をお楽しみにw。
ではヽ(´▽`)/
こざる様、こんにちは。
この夜、相棒のhiroちゃんと2人で、これでネタが出来たね、と自分たちが置かれている立場を全然理解せず大笑いしていました。
これが冬場なら本当に危なかったですが、夏場なので最悪どこでも寝られると思えば気が楽でした。
ビーナスライン、本当にいい所でした。
ちょっと坂が多いんですけどね。
本当飴と鞭ですよ。鞭の方が多いかな(笑)。
ではヽ(´▽`)/
riki様、こんにちは。
まぁそういう意味では期待通りの展開ですよね。
自分でもこんなにうまくネタが出来るとは思ってもみませんでした^^;。
rikiさんもまたいつかご一緒しましょうね^^。
自分で登った先で出会える絶景は、どんな旅行より贅沢だと思います。
是非是非。
ではヽ(´▽`)/
この日の後半はキツかったですね〜(^^;;
ほんとに水場がなかったらヤバかったですよね
よかった、水浴びできて♪
夜はコインランドリーといい漫画喫茶といい
さらには緊急退避用の最寄りのビジネスホテルまで満室とは…ほんとうに野宿かと思いました(笑)
でも、結果オーライで良かったですよ♪
旅の思い出です♪( ̄▽ ̄)b
スーパーhiroちゃん様、こんにちは。
初日の夜は本当にありがとうございました。
最悪とにかくhiroちゃんだけはマン喫に、とも思ったり、松本市に戻ってホテルめぐりをしたり、ラ〇ホに行ったり、といろいろ考えている中、さくっと抑えて頂いたのでかなり助かりました。
これに懲りずにまた行きましょうね^^。
ではヽ(´▽`)/
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